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2024年11月11日

見附市にて大人の食育講座が開催されました

 10月30日(水)、見附市勤労者家庭支援施設「ふぁみりあ」にて、大人の食育講座「脱メタボ!を叶える毎日ごはん~お肉料理編~」が、健康立県にいがたアンバサダーで管理栄養士のますがた みきさんを講師に迎えて開催されました。

 講座では、さつま芋ごはん、あったか生姜スープ、椎茸とえびの皮なし焼売、秋野菜のジュレサラダ、つぶつぶりんごゼリーの5品目(合計607kcal、塩分2.6g)を作り、メタボ予防と時間栄養学について学びながら内臓脂肪やメタボリックシンドロームの知識を深めました。



 プログラムは座学、調理実習、参加者全員での実食を含んで進行しました。

 まず、座学では時間栄養学に基づくメタボリックシンドローム予防のための食習慣について学びました。朝食を摂ることで代謝が活発になりダイエット効果が高まることや、夕食から就寝までの時間を2時間以上空けることで体内時計が整い消化がスムーズに進むなどの重要性が紹介され、「食べる時間帯を意識するだけで効果が期待できるのは驚き」といった反応が見られ、日常生活に取り入れやすい内容に関心が集まっていました。

 調理実習では日々の食事作りに活かせる時短テクニックや栄養バランスを意識したメニューが紹介され、家庭でもすぐに実践できる内容として、健康的な食習慣を続けるための具体的な方法についても多くの学びが得られました。

 参加者からは「メタボの主人のために日々の献立に悩んでいる」「家でも早速試したい」「薄味での食事に課題を感じる」「3回目の参加だがまた来たい」といった感想が寄せられ、参加者にとって実用的で役立つ内容でした。


 

 講師のますがた みきさんは今回の「脱メタボ!を叶える毎日ごはん」というテーマのもと、「低カロリーで満足感があり、薄味でもおいしく食べられる工夫を伝え、【毎日ごはん】という視点を重視して、参加者が自宅でも作りたくなるようなレシピや新しい調理方法の紹介を意識して献立を立てました。特に電子レンジでの時短調理や、ジュレ状のドレッシングを使って見た目を華やかにする工夫など、【楽しい食事作り】を通じて健康的な食生活を持続することの重要性を伝えました。また健康立県にいがたアンバサダーとして体だけでなく心も元気になる情報提供を続けたい。」と述べていました。


参考URL

時間栄養学とはなにか https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001204275582208


ますがた みき(管理栄養士)

長岡市在住・管理栄養士、1981年長岡市生まれ。

短期大学専攻科卒業後、長岡赤十字病院で管理栄養士として6年間勤務。

子ども達の成長と母親の育児に寄り添うため自身が考案した

「食能」をキーワードに「はれいろごはん」を設立し、栄養講座や料理教室を展開。

また県や市町村の受託事業として食育活動、企業での健康セミナー、コラム執筆、ラジオ出演などを行う。


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